コストコのお野菜、地味にスゴイです。
北海道産 ながいも ”色白べっぴんさん”
JA オホーツクあばしり からの商品です。
北海道から新鮮な長芋を届けています
１本売りで、長さは約30cm～40cmほどです。
色白べっぴんさん と書かれているのが品種名でしょうか？
包装にPプラスと書かれているのは、Pプラスという青果物向け鮮度保持フィルムで包装されているということです。
この袋の表面にミクロの穴が空いていて、袋の中の酸素濃度をコントロールすることにより、お野菜を冬眠状態にさせて新鮮な状態を保つという画期的なフィルムです。
遠い北海道から新鮮な状態でお野菜を届けるために、良いフィルムを使っているようです。
長芋を食べて元気になる!?栄養素は？ダイエットにも
ねばねばしている食材には、元気が出るものが多いですが、長芋もその１つです。
長芋には、亜鉛・カリウム・鉄などのミネラル成分をはじめ、さらにビタミンB群・ビタミンCも含まれています。
疲労回復を助け、身体を元気にしてくれます。
食物繊維やアミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素も含まれています。
また、芋類の中ではカロリーが低いので、ダイエットにも向いています。
山芋・長芋・とろろの違い
山芋と長芋、とろろって同じものだと思っている方もいらっしゃいませんか？
私はなんとなく違う気もしていましたが、くわしくは知らなかったので調べてみました。
やまいも(「ヤマノイモ科」に属する芋類すべての名称)→長芋、大和芋、いちょういもなど
といったように、長芋、ヤマトイモなどのヤマノイモ科のものを総称して山芋と呼ぶそうです。
一般的には自然薯のことをヤマイモと呼ぶこともあります。
長芋の事を山芋と呼んでも間違いではないようです。
とろろ は、ヤマイモをすりおろしたものです。
切ってみてすぐ分かる”色白”
スパっと切った断面なんですが、切っただけで分かる色白さ。
まぶしいくらいのホワイトなんです。
皮も薄く、みずみずしくて見るだけでもおいしそう。
おいしいとろろの作り方
長芋のおいしい食べ方といえば、とろろがありますね。
すり鉢を使って丁寧にするとろろがおいしいことに変わりないのですが。
なんせ手ですっている時間がない！！
なので、フードプロセッサーのお世話になっています。
Cuisinart(クイジナート)のフードプロセッサーは、みじん切りはもちろん、
大根おろしや千切りまでできるので、調理時間の時短に大活躍します。
離乳食時期にはとっても重宝しました。
作り方といっても、長芋を擦って、お出汁でとくだけなんですけど…
まず、長芋をすって、おだしで好みの粘度に薄めます。
お好みで少し味噌や塩、しょうゆを足します。
お出汁は、コストコにも簡単においしい出汁がとれる、パックタイプのものがあります。
博多長島屋の新だしや、
久世福商店の万能だしもあります。
とろろにはもちろん、毎日のお味噌汁、茶碗蒸し、うどん・そばにも使い道がたくさんあります。
びっくりするほど真っ白！！
この色白べっぴんさんの長芋。
自然薯などの粘り気のある奥深い味とは違いますが、
あっさりしていて、何より真っ白！！
そのまま擦らずに短冊状で食べても、サクサク、軽い食感でほんのり甘いです。
ごはんがすすみます。
びっくりしたのが、この白さが数日間続くんです！！
普通、残った長芋を保存しておくと、すったものだと数時間で、切り口だけだと次の日には赤黒く変色しがちです。
でも、この色白べっぴんさんは、なんと、数日間真っ白のままなんです。
これにはびっくり！
長芋が変色する原因
そもそも何で長芋は変色するの？
長芋が空気に触れると変色してしまう理由の１つに、アクがあげられます。
アクが多いと、擦ったうちから赤黒く変色してしまうようです。
また、成熟・完熟した長芋は変色しにくいです。
まだ成長しきっていない未熟な山芋や先端の部分は、細胞分裂が活発な為に変色しやすいです。
また、そういった変色しやすい長芋を調理の際に気をつけるには、
皮をむいて、擦る前に酢に数分浸しておいてからとろろにすると、変色しにくいです。
(色白べっぴんさんは何も加工してない状態で真っ白です)
この色白べっぴんさんは、しっかり育っており、アクの少ない品種なのでしょうね。
ダイエットにおすすめのレシピ
☆お好み焼き風
擦った長芋、千切りキャベツ、卵と白出汁少しを入れ、よく混ぜてフライパンで焼くだけ。
小麦粉がなくても卵がつないでくれます。
糖質制限中にいいです。
☆梅干し和え
短冊切りにした長芋に梅干し、あればきざみ昆布を入れ、軽く醤油を垂らして混ぜます。
梅干しのクエン酸効果で、さらに疲労回復できそう。
お好みでオクラや生卵、きゅうりや鶏のささみなんかを入れてもアレンジできます。
とってもお手軽に副菜ができます。
冷凍保存もできます
長芋に触るとかゆくなってしまう、という方も少なくないと思います。
そんな方は、まとめて擦ってしまって、冷凍するのがおすすめです。
冷凍すると、変色予防はもちろん、品質劣化も防げます。
約1か月ほど保存できます。
ジップロックなどの蓋のしまるビニール袋に入れて、薄く板状にし、軽く菜箸で格子状に押さえておくと、使いたい分だけパキっと折って使うことができますよ。
食品用ジップロックのフリーザーパックは冷凍保存にとても役立ちます。
値段も手ごろ。見つけたらぜひ試してみて
お値段は、購入した時黄色ラベルの価格だったので、２９９円でした。
長芋１本でこの価格だったら安いですよね。
年中売ってあるわけではなさそうなので、見つけたらぜひ試してみてください。
